一般外科と消化器外科の病気の診断、治療を行っております。一般外科とは事故やけがなどの外傷外科、そけいヘルニア、肛門疾患(痔など)の病気が含まれます。その他急性期治療を終えた在宅患者様で、回復期リハビリテーションの必要な患者様の入院・治療にもあたり地域医療の発展に努めています。より高度な治療が必要となった場合は、大学病院と連携しながら治療を行っていきます。
診察時間等は、外来担当医表(科別・週間)ご覧ください。
大腸疾患・ヘルニア、肛門疾患・外傷:挫創や切創などの表在外傷・急性虫垂炎
日常見られる上気道炎を初めとする気管支炎、肺炎等の呼吸器疾患、高血圧、心不全などの循環器疾患、胃潰瘍、胃腸炎、大腸炎、大腸ポリープといった消化器疾患、C型肝炎を初めとする肝胆道系疾患、メタボリック症候群を初めとする脂質異常症(高脂血症)、糖尿病を診ています。また、インフルエンザなどの予防接種も行っておりますので詳しくは在宅サポートセンター又は外来受付にお問い合わせください。
胃大腸内視鏡検査も行っております。(月曜日、木曜日)
診察時間等は、外来担当医表(科別・週間)ご覧ください。
風邪(かぜ)・インフルエンザ・糖尿病 など
発熱・頭痛・腹痛・嘔吐・下痢・身体や手足の冷え・むくみ・背中や胸が痛い・疲れやすい・口渇がある など
人体の運動器官の病気や外傷(けが)を取り扱う医学の一部門です。背骨・手・足など全身の運動器官を造りあげている、
骨・関節・筋肉・靭帯・腱・脊髄・神経の病気、外傷(けが)による損傷、手足などの先天性疾患(生まれつきの奇形など)を治療します。そして整形外科の治療は、単に病気やけがを治すだけでなく、運動機能を回復させることを目的とします。不幸にして運動機能の回復が十分に得られなかったとしても、残った機能を最大限に活用して、元の状態に出来るだけ近く機能を回復させることも整形外科の大きな役割であります。もちろん、この際リハビリテーション医療の協力が必要なこともあります。また、運動機能の障害だけでなく、痛みを主とする疾患(俗に神経痛・リウマチなどと言われる病気)の治療を行うのも整形外科の主要な仕事であります。 近年は高齢化社会であり骨粗鬆症の方も増えています。それと伴にわずかなことで転倒し、脊椎圧迫骨折や大腿骨骨折も多くなっており、レントゲン・CT・MRIなどの画像診断のもと、手術的治療やリハビリテーションや薬物療法を始めとする保存的治療を行うことで適切な機能回復を図り、患者さまの早期の社会復帰を目指します。
診察時間等は、外来担当医表(科別・週間)ご覧ください。
頚部痛、肩こり・腰痛、背部痛・四肢の神経痛(坐骨神経痛など)・リウマチ(多発関節痛)・肩、肘、手のいたみ・あしのつけねの痛み(股関節部痛)・膝痛、膝のぐらつき・手指の奇形、変形・足や足首の痛みや変形
地域の高齢化を反映して、高齢者の転倒に伴う骨折が多くなっています。ギプスなど を用いた保存治療だけでなく、手術も多く行っています。交通事故などに伴う重度外傷などに対しては必要に応じて、手術で対 応し早期の社会復帰を目指します。
末梢神経外科
肘から指先までの骨折、神経・血管、腱損傷等の外傷治療、手指のしびれや麻痺の治療、
関節リウマチや変形 性関節症による手指変形、手関節の機能障害に対する治療、腱鞘炎に対する治療などを行っています。
従来からある内服薬から、最新の生物学的製剤まで副作用に気をつけながら最新の治 療を行っています。
変形が進んでしまった関節に対しては人工関節置換術や関節形成術などの手術を行い、機能の維持に努めています。
頚部や腰部の痛み、四肢のしびれ、神経痛や筋力低下を認める場合、X線検査やMRI検査を行い、
適切な治療を 行います。内服、点滴、ブロック、理学療法などで効果の見られない場合は手術治療も行います。
高齢化に伴い、膝や股関節の痛みや変形が起きてくる場合がしばしばあります。
その 方の年齢や活動性によって、治療を選択しますが、内服や関節注射で効果がない場合には積極的に人工関節置換術も行っていま す。平均1か月程度の入院期間で、ほとんどの場合自己血輸血で手術が可能です。
かぶれ、虫刺され、蕁麻疹、水虫、ニキビ、あざ、乾癬など身近な疾患からアトピー性皮膚炎、脱毛症など皮膚科全般にわたり幅広く診療を行っています。また、内臓の病気が皮膚に現れることもあり、皮膚のわずかな変化を的確に判断することも皮膚科の大切な役割です。さらに皮膚がんの早期発見と適切な治療を行うことも皮膚科で行われております。自己判断で市販薬を使用する前にちょっとした皮膚の変化でも気軽に受診されることをお勧めいたします。皮膚科の範囲を超えた症例や皮膚疾患の他の疾患を合併した症例などは他科と連携して診療を行うように心がけ、必要に応じて大学病院をはじめとした近隣病院に紹介させていただいております。適切な診断と適切な治療方法を第一に考えております。さらにご自宅できちんとお薬を塗っていただくことも非常に大切です。
※ 来院されるまで塗っておられた薬、普段内服されている薬があれば、できれば名前がわかるものをお持ちください。
診察時間等は、外来担当医表(科別・週間)ご覧ください。
アトピー性皮膚炎 ・接触皮膚炎(かぶれ)・虫刺症(虫刺され)・伝染性膿痂疹(とびひ)・蕁麻疹・痤瘡(にきび)・薬疹(薬の副作用による皮疹)・単純疱疹(ヘルペス)・帯状疱疹・伝染性軟属腫(水イボ)などウイルス感染症・爪・足白癬(水虫) ・皮膚腫瘍(ほくろ、いぼ、他)
関節リウマチの早期診断や、抗リウマチ薬、生物学的製剤の導入、外科的治療やリハビリテーションによる治療などを行っております。
また、単なる運動器疾患と思われるものに併発しやすい合併症などを予測した治療を行います。 当病院では、日本リウマチ学会専門医・指導医が医療に従事しております。
関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症(強皮症)・皮膚筋炎・多発性筋炎・血管炎症候群・シェーグレン症候群・ベーチェット病・膠原病・変形性関節症・骨粗鬆症・痛風
関節が腫れて痛む・原因不明の筋痛や筋力低下・2週間以上持続する発熱に体重の減少が伴う・手指や足趾が蒼白になり、その後赤紫色に変化する
平成23年1月より脳神経外科常勤医師による診療を開始しました。脳卒中、頭部外傷、脳腫瘍、脊髄脊椎疾患など「脳と神経」の関わる分野を扱う診療科です。
症状によっては頭や脊髄のMRIなどを撮影して詳しく調べさせていただきます。
脳神経外科疾患の治療においてはリハビリテーションも非常に重要であり、急性期病棟のほか回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を併設し、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフとともに患者様が安心して自宅退院できるまでリハビリテーションも行っています。
診察時間等は、外来担当医表(科別・週間)ご覧ください。
頭痛・ふらつき・めまい・言葉がでない・物が二重にみえる・一時的に意識を失った・顔、体、手、足のしびれやふるえ・会話をしていて、相手の言葉が理解できない など
もの忘れ等の認知症状、しびれ歩行障害などさまざまな症状に対応します。
神経内科では内服薬やリハビリなど内科的な治療を行います。また、各診療科と関連を持ちながらどのような病気であるかを診断し、必要に応じて他科へ紹介させていただくこともあります。
診察時間等は、外来担当医表(科別・週間)ご覧ください。
認知症全般(アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体病など)・パーキンソン病・神経難病(脊髄小脳変性症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症など)・糖尿病性神経障害 など
もの忘れ・めまい・しびれ・歩行障害 など
認知症の予防や、パーキンソン病などの脳神経に関わる病気を内科的に診療いたします。
1人1人の患者様やご家族の話をじっくり伺い、患者様に適切な治療法を、患者様やご家族と一緒に選択できるような診療を心がけております。ご不明な点や質問につきましては、クリニックまで問い合わせください。
内視鏡検査と検査画像についての診断(読影)を主な業務として、週2日画像診断医が勤務しています。
内視鏡検査は、限られた時間内に、安全・正確に検査することを心がけて行います。
審査画像についての診断(読影)は、依頼のあった画像検査診断を“画像診断レポート”にて提出します。一つ一つの画像を、丁寧に診断することを心がけて行い、各診療科との連携を大切にすることで院内の画像診断の質の向上に貢献します。
画像診断医は、CT、MRIなどの画像診断に熟知した医師です。この画像診断医が一般撮影画像からCT、MRIなどの画像検査を的確に診断し“画像診断レポート”にて、各診療科に発信することは、大変重要な業務です。
近年における画像検査装置は非常に情報量の多い検査となります。当院も同様で、この情報量の多い検査を忙しい中で診断することは、主治医または担当医師にとってかなりのストレスとなります。そこで、画像診断医が主治医とは独立した見方から読影することにより、見落としの危険がないようにし、少しでも患者さまにとって有益な検査となるように勤めます。また、このようにしっかりとレポートすることで診療にも貢献していきたいと思います。
当院では、以下のリハビリを行っております。
・運動器リハビリテーション
・消炎鎮痛等処置(マッサージまたは器具によるもの)
リハビリテーション科では、怪我や病気で入院された患者様が、ご自宅へ帰られてからも安心して日常生活が送られるよう、運動器リハビリ、脳血管リハビリを提供しております。 事故による痛みや、慢性化した痛みに対しては、電気、温熱、牽引等の物理療法機器を使用し、痛みを緩和します。スタッフは、理学療法士、柔道整復師、運動療法機能訓練技師認定を受けたマッサージ師が対応します。
退院後のフォローでは、早期より入院中の様子や退院後の生活環境を把握するため、定期的に行われる病院でのカンファレンスに私達も参加しています。これは、スムーズな通院リハビリへの移行、安心の治療を提供するためです。退院後のフォローはもちろんのこと、加齢による筋力低下がみられる高齢の患者様には、パワーリハビリが処方されます。こちらはマシンを使い、軽負担ながら全身運動で普段使っていない筋を動かし効果を得るリハビリです。有酸素運動により、脳から発生する物質がうつ病の改善に繋がるとの理由から、心理的活動性も回復も期待されています。
歯科・口腔外科では、病院だからこそできる各種歯科医療を組み合わせ、「安全な食の提供」に取り組んでおります。飲み込みに障害のある摂食嚥下障害の患者様への嚥下内視鏡検査(VE)、嚥下造影検査(VF)などの各種検査、摂食嚥下リハビリテーションに力を入れています。また、血液サラサラの薬を飲まれている等、全身疾患のある方や難易度の高い親知らずの抜歯や歯性感染症や粘膜疾患など口腔外科の診療も行っています。そして近隣への訪問歯科診療で、皆様の食事をトータルサポートいたします。
摂食嚥下障害、う蝕(虫歯)、埋伏智歯(親知らず)、顎関節症、歯性感染症、慢性歯周炎